講演会と授業参観のお知らせ
現在、世界では1億人以上、日本国内では国民の約3人に1人が
コミュニケーションツールとして無料通話アプリ「LINE」を利用しているそうです。
このLINE、正しく利用すると便利なツールとなる反面、誤った使い方によるトラブルが多数報道されています。
特定の人をターゲットにした誹謗中傷の言葉を書き込んだり、
面白半分に個人の顔写真を流出させたりするなど、子供たちが巻き込まれるケースも増えてきました。
ご存知のように、ひとたび個人情報がネット上に流出すると、取り返しがつきません。
では、トラブルに子どもたちが巻き込まれないように、大人はどうすればよいでしょうか?まずは、大人自身が使い方やネットマナーに関する知識を得ることが肝心です!
福野中学校育友会では、以下のような講演会を開催し、保護者としてどう対応していくか、子供たちをどう守っていくかを考える機会としたいと考えています。
皆様にはご多用の折とは存じますが、主旨をご理解いただき、ぜひともご参加いただきますようお願い申し上げます!!
日時 12月6日(日)
1限・2限 授業参観(短縮授業)
3限 講演会 10:35 ~ 11:25 (保護者向け)
4限 講演会 11:40 ~ 12:30 (生徒向け)
場所 福野中学校 ランチルーム
講師 LINE株式会社より講師をお招きします。豊富な事例をもとにわかりやすく話してくださいます。
生徒向けの講演会につきましては保護者の聴講も可能です。是非ご参加ください!
2015年12月6日「ネットトラブル防止に関する講演会」
今回、参加された保護者の多数の方々が
コミュニケーションアプリ「LINE」を使用している状況をふまえて
あらためてLINEの特徴と使用するにあたっての注意点
そして子どもたちが使っていく上での気をつけていきたいことを
LINEオフィシャルインストラクターの方を講師に招き
お話をしていただきました。
・LINEの紹介
2011年、東日本大震災が発生したことをきっかけとして
「大切な人とつながる」仕組みを作りたい…ということでスマホに特化したアプリを開発
そして配信し普及しました。
いまでは、たくさんの方々が通信する手段として使用しているということは
皆さんのご存知の通りです。
・ネットのリスク・トラブル
スタンプを使ったトラブル例「スタンプ連打」
特定の人に対してスタンプを連続で大量に送りつけてしまう
迷惑行為で、男子に多いそうです。理由を聞いてみると「かまってほしい」気持ちで、そのような行動をしてしまったそうです。
・思春期の複雑な心理
表向きは「めんどくさい」だけど本心は「聞いてほしい」
・気をつけていかなければいけないこと
「現実では許されないことは
ネットでも許されない」このことがしっかりと伝えれば
トラブルは減っていくのでは…
そんなことが疎かになって、ネットでは許されると思ってしまうことがトラブルの原因になってしまう。
・利用実態調査をふまえて
携帯電話を子どもに買いあたえた時の最初の時期に
使用時間が長時間化する傾向があるそうです。
対策として家庭で親子で以下のことを共通認識すると良いのでは?
使って良い「時刻」を決める(「時間」の約束は破られやすいそうです)
(LED画面を見続ける→大人にとっては疲労ですが子どもにとっては「気持ちの良いこと」だそうです→体力の続く限り使用してしまう→このことが悪循環になってしまう)
・危険な事例
未成年のときにチョットふざけて
ネットに「イタズラ」をアップしてしまったことが
いつまでも記録され
数年経って成人になって就職活動を行ったときに
「記録」が影響を及ぼし
就職することができなかったこともあったそうです。
・伝えたい事
便利な道具も
使い方一つで危険なモノになってしまう
このことをしっかりと話しあっていきましょう!
そして
保護者向け講演会の後には生徒向けの講演会が行われました
2015年 5月17日(日)授業参観・学級懇談会・親子で聴く講演会
1・2時限目の授業参観のあと
1学年は「学年学級懇談会」、3学年は「親子で聴く講演会」を行いました。
富山大学人間発達科学部 教授の神川康子先生を講師にお迎えして
「学力を伸ばす睡眠習慣の見直し」
〜メディアとのつきあい方〜
と題した親子で聴く講演会を行いました。
講演にて先生は「中学生ならまだ(悪い習慣を)直せる!」と繰り返されました。
11時以降のテレビ、スマホなどの視聴によって
寝る時間が0時を過ぎることにより
脳内の海馬という部所が収縮して、若年性認知症になる可能性が増えるなどの
悪い影響が最近の研究でもあきらかになっているそうです。
「睡眠と覚醒リズム」
眠りは脳と身体に休息を与える
睡眠不足や睡眠障害は
できるだけ早い段階で気づき
直していくことがとても大事!
しっかり美味しいものを食べて
しっかり眠ることが
アレルギーやアトピーの症状にも効果があるそうです。
「睡眠習慣」
平日と休日に違いがあるのは
体温リズムが狂い
学習などの「意欲」に悪い影響があるそうです。
「食習慣について」
『しっかり噛んで食べている』人は
ちょっとしたことでも『ガマン』できる人になれる。
テレビやスマホなどの時間を60分減らして
30分学習に30分睡眠にあてることで
成績ものび身体も成長できるそうです!
つきたい職業につく
夢を実現する
そのためにも、しっかり眠りましょう!!
最後に・・・子どもたちも
もちろんですが
大人である私たちにも睡眠はとても大事です
と、はなされました。耳が痛いです・・・